マンガレビュー10月


「のだめカンタービレ」 7 二ノ宮知子 講談社



この寝そべっている美女は、実はとんでもないヤローです。
これが男で本宮ひろしのマンガに出てくるのなら普通のバンカラですが、
少女漫画で「臭い」ってのはショッキング!
人の弁当をかっ食らう汚ギャルのだ めぐみ」はピアノの天才です。
超秀才「千秋真一」君が、恋心を自覚できるようになるのにははたして何巻を要するでしょう。
男性でも読みやすく、ギャグは夜中でも笑い声を押さえることが難しいほどのキレがあります。
7巻目にして「のだめ」が実は福岡弁を話すことが露見、すごすぎる
とても押さえた表現なのですが、ヘタすると「ピアノの森」より音が聞こえて来るようです。
是非お勧め。
恐ろしいことにこの「のだめ」は実在のモデルがいるそうです。(ニックネームも同じ)
写真ではゴミの中にピアノがありました。
一度聞いたら忘れられないこのタイトルは、二ノ宮知子の大発明。
ああ一度聞きたい「もじゃもじゃ組曲


「カタ」 1 曽田正人 講談社



プロ野球選手は子供の頃、皆4番でピッチャーで神童と呼ばれました。
これもまた天才の物語ですが、F1への道程はゆうにその1000倍位の難関です。
小学校4年から物語り始めるとなれば、「」の1.5倍は巻数が要りそう。
この熱さで続けるなら、マカオF3あたりでになりそうです。
月刊ペースですから完全なライフワークになっちゃいますね。
その頃F1は電動だったりして。
暑苦しさベストスリーに入る熱血漫画家


「アダ戦記」 2 堤抄子 一賽舎 スタジオDNA



アダ」はこの青年の名前、
凶兆のの元に生まれ、忌むべきものとして生まれた時から幽閉されてきました。
王女様の気まぐれから「世界に仇なすもの」として
「アダ」と名づけられ、言葉を憶え、解き放たれました。
彼は異界から襲い来るすら斬り伏せる力を持ち、どうやら世界の命運を握る使命があるようです。
しかし善でも悪でもない真っさらな彼は、人々がどう接するかでどちらにも染まる危険な存在です。
(まるで鉄人28号ですね)
正論を教えようとする悟った行者様も、月の精霊ですら彼の質問にたじたじです。
こうして見ると、生まれたばかりの赤ん坊もけっして天使じゃないことが判ります。
(モデルは作者の息子か)
堤抄子は好きで全部持ってますが、あまり読まれません。
いつもファンタジーの形式を採りながら実はSFなんですね。
今回は早目にネタ晴らし。
アイデアも設定も秀逸なんですが、惜しむらくは
健全すぎて色気が無いこと、せめてパンツでも見せろよ。
それにしてもまあマイナーなところから・・・・はたして完結まで出版社はもつんでしょうか
義経千本桜」はどうなった?

あれ?今月は3巻しかないぞ、なんか忘れてないか。