漫画【咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 】 

 

阿知賀レポート番外編

 

『穏乃達の奈良物語』(全3話)

 

〜 第1巻・幻の「晩成編」 〜


(はじめに)

 このコラムを書くにあたり次のサイトを参考にさせていただきました。

またこのサイト内のデーターを論拠として話を展開させていただきました。

 

  苗字(名字)の百貨店

    全国津々浦々に存在する様々な苗字の収集と分析に情熱を燃やす情報サイト。   電話帳を精査したデーターは全国のフォロアーにより今なお日々更新中。  


 


 

(記事作成:25.1.20)

 

 

 



【奈良物語】

 

始まりの台詞

 「咲 -SAKI- 第5巻 番外編 昨夏のこと」より抜粋。

 

 原村和のこの一言から展開していった「咲-Saki-阿智賀編」をはじめとした奈良県下でのエピソード群・・・。

この言葉が紡がれた後、私は「奈良物語」と題して幾つかの予想を発表してきました。

 【和 中1 奈良物語】(2009年冬コミ)

 【数え役満奈良物語】(2010年11月さきすぺ3)

 【数え役満奈良物語〜阿知賀への牌譜〜】(2012年6月さきすぺ5)

 

 これらは原村和の言葉から発して和視点で論を展開してきました。

今回はそれを地元奈良県からの視点で考えてみたいと思います。

〈3部作〉 



 

 

奈良県最初の舞台、その意味するところは?

 

今なお謎です・・・

 

 

扉絵

 

 

 咲-Saki-本編第31局の扉絵が登場しこの場所が奈良県橿原市であることを特定したのが平成20年の5月末のことです。

 特定の顛末や場所はこちらを→(漫画【 咲 Saki 】〜 坂の小径 〜

 今でこそ全国大会の出場チームに関連して全国各地の舞台が登場していますが当時はまだまだ予選大会の段階であり長野県下の他には県大会会場の一部が使われたりした東京都内とカラー口絵の仙台市くらいしか舞台が確認できませんでした。

 咲-Saki-の世界では本文のみならず扉絵や口絵の背景にも意味を持たされていると思われますが、その飛び地のような舞台は当時も今もあまり省みられることはありませんでした。ただただ「何故ここが背景に選ばれたのですかね?」と疑問が残るだけです・・・。

 

 咲-Saki-舞台探訪の第一人者USO9000氏は「透華がのどっちの影を追って奈良まで来た時の風景」と類推しており私もその考えに与しますが、決定的な証拠に欠け、その後吉野山に阿智賀編の舞台が登場してからも合理的に説明が付かない状態です・・・。

 

 本当に意味はない只の間埋めの産物だったのか?

それにしては舞台となった現場が謎過ぎます。観光客や行楽客が迷い込む場所ではなく、やはり小林立先生が何らかの意志を持ってあの場所に立ち入ったのだと思えるのです。

 それともう一つ・・・。

この扉絵には画面の手前にマンホールの蓋が大きく描かれています。この蓋の意匠が橿原市の水道局の物であると判明したことがこの場所の特定に繋がっています。もしこのことが判らなければ今でもこの扉絵は迷宮物件と化しているでしょう。それほどに何の繋がりのない土地です。

この扉絵を良く見るとその構図が奥の消失点へと向かうその入口にマンホールが描かれており、さもマンホールを良く見ろと言わんばかりであります。この場所特定する為のボーナスヒントと思われますが、ひょっとしたらこの場所を特定されるのは二の次で「このマンホールの蓋が奈良県橿原市に存在する」ということを示すことの方が本題ではなかったのかとさえ思えます・・・。

 

 

 
大きな地図で見る

 

 

オラがお郷里の代表校

 

 ここで話を別の方向からアプローチしてみましょう。それは「校名」です。

既に周知の事実と化していますが咲-Saki-の世界において学校名は所在地の地名やそれを類推できる地物名で構成されています。全国大会/地方予選の別なく徹底されており、唯一の例外は「清澄高校」くらいです(笑

 試しに『県名 校名』で地図検索すればほぼ確実に県内のある場所を示すことになります。それは小学校(阿知賀、八桝等)であったり、駅名(姫松、千里山等)であったり、公園(龍門渕等)であったりと様々ですが少なくとも「ああこの辺か」と思えるのは流石です。

(そのピンポイントな場所に惹かれて、近畿地区代表校の場所巡りなどしました)

つまり都道府県という大きな括りではなく「ホームタウン」を中心とした地域性に拘ったチームを創造しているようです。この効果は絶大で岩手・宮守高校は地元の民話遠野物語をチームの下敷きに描かれていますし、南・北大阪代表の姫松と千里山はどちらも強豪校でありながら下町校と山ノ手のハイソな学校という対比を現して物語に奥行きを与えています。

 よって姫松高校だからこそコテコテの愛宕姉妹が在籍しており、また千里山女子には百合百合な園城寺怜と清水谷竜華が成立するのです。

 

 

      阪堺電車・姫松駅(左)と吹田市立千里山・佐井寺図書館(右)

 

 

苗字の妙

 

 

 やっとここからが本題です。それは「苗字」についてです。

 

 阿知賀女子の全国デビュー戦、1回戦第6試合。先鋒の玄の前に居並ぶ歯面々は見た目も個性的、中でも超抜で目立っているのが岡山県の・・・、

 

宮本武蔵?

 

『新免 那岐』 また大層な名前の女の子ですな。

 

・・・刀持って居るんですけど。それについては誰も突っ込んでいませんけど。

岡山だけに『桃太郎』のイメージなのかな?と思いきや・・・、調べると答えは明白。

 まずは、校名の「讃甘(さのも)」は岡山県美作市の東部で昔は讃甘村と呼ばれた地域で、地域の最寄り駅は智頭急行線智頭線の宮本武蔵駅。

 「新免」姓は宮本武蔵の父親が十手術の大家・新免無二とされ、武蔵自身も時により新免姓を名乗っていたとか。よって、二刀流。

そして「新免」姓は岡山県が全国で一番多く(全体の3割)中でも美作市が多くを占めるのです。また名前も同地域の「那岐山」からだと思われます。

 このように校名でだけでなく連動するようにチームのメンバーの苗字もその地域に関連したものになる傾向が全国大会では顕著になっています。

 

 

 ・・・で、私が咲=Saki-世界における苗字(キャラクター名)に目を向けるきっかけになったのが「赤土 晴絵」の名が登場したシーンです。

 

 

img1.gif

©2011 Ritz Kobayashi/SQUARE-ENIX

 

 本編第76局にて藤田プロの口から「赤土さん」の名前が出た時その耳慣れない苗字と唐突さに何か意図的な物を感じて「苗字 赤土」という検索をかけてみました。結果は「奈良県(特に香芝市)に集中する苗字」(読みは「しゃくど」)という結果が出ました。

奈良県出身の監督が母校を率いて全国大会に乗り込み活躍している・・・。この時点では奈良県代表校・阿知賀女子の名前は既に知られており、「原村和はかつて吉野に住んでいた」という認知も進んでいましたのでこれが阿知賀女子の躍進を裏付ける伏線だとわかります。

・・・と同時に何か釈然としないものを感じたのです。

何と言いますか・・・、阿知賀(吉野山)と赤土姓(というか香芝市)とが直接結びつかないのですよね。県内でも赤土姓が集中する香芝市は確かに近鉄南大阪線の駅があり、吉野行きの列車にも乗り換えやすいので阿知賀女子学院への通学圏内なのですがね。それでも折角の阿知賀女子への名乗りなのだからもっと吉野や阿知賀に縁の深い苗字にしても良いのではと思いますよね?違和感ありますよね?

 

 

 

違和感と言えば・・・、「ニワカは相手にならんよ」

 

 

「まあ心配しなさんな、私は小3の頃からマメすらできない」

「ニワカは相手にならんよ」

 

 ご存じ晩成高校の『小走 やえ』(愛称:小走先輩)さんの名台詞。

 晩成高校は橿原市の旧市街、JR畝傍駅南側の地域・晩成町(晩成小学校がある)から取られており、また入試偏差値70という設定からすぐ近くにある県下有数の進学校である県立畝傍高校がモデルではないかと見られています。

進学校でありながら40年もの間県代表のタイトルを独占し続ける晩成高校女子麻雀部、絶対王者・晩成高校のエースだからこその揺るぎない自信の台詞ですね。

 

まあこの台詞自体はストーリーを盛り上げる為のスパイスなので問題無いと思いますが、違和感は語られた場所にあります。

 舞台はコンビニ前。憧と穏乃が部活が終わって買い物をしたコンビニから出てきた時に晩成高校1年の岡橋初瀬と出会うシーンから始まります。

このコンビニはアニメ版だと吉野山の麓の近鉄吉野駅前に、コミック版は阿知賀女子学院近くにあるという設定です。阿知賀女子の二人・晩成の三名共に下校途中のようです。

 

 ここで問題は、このイベントがあることで晩成の3名が吉野在住者となることです。

吉野駅は近鉄吉野線の終着駅で、さらにここから更に奥の集落へ向かうバス路線もありません。つまり夜に通学の学生がこの駅に降り立つのは吉野山か周辺に自宅や寮があるか、塾などの習い事の為に寄り道しているとしか考えられないのです。

しかし大和盆地の南端にあって周囲に天香具山や飛鳥等の歴史地区を抱える橿原市から電車で40分以上かかる吉野の地に学生寮を構える理由がありませんし、同じ理由で市街地より優秀な予備校等があるとも思えません、状況的に晩成の三人娘は吉野に在住していると考えるのが自然です。・・・となると吉野地区には阿知賀の5名の他に県大会個人戦1位の小走先輩をはじめ晩成高校の麻雀部に入部する程の人材が3名はいるということです。

 

 第1局で小6の穏乃は原村和を阿知賀こども麻雀クラブに誘う際に「この辺は子供が少ない上に、麻雀できる子になると更に貴重」という趣旨の台詞を言っています。

麻雀は4人打ちを基本とする競技です、練習するにしても仲間を何人か集めないとできません。(ネット麻雀という手もありますが)つまりトップチームへメンバーを送り込むにはその周辺にそれなりの人材基盤が必要なわけで、穏乃が嘆く程の状況が吉野山周辺でもあったとは思えないのです。周囲を山々に囲まれている為人の分布が極めて限定される「吉野山(阿知賀)とその周辺」という狭い範囲に人材が集中(赤土晴枝や新子望も含め)するという状況にバックボーンが追いついていないのではないかと感じるのです。

 

 

 

 

苗字から見えてくる世界

 

 

 再び苗字の話しに戻りましょう。

 

【苗字の百貨店】『奈良県に多い苗字(名字)』から阿智賀編での奈良県関係者の苗字をピックアップしてみます。

 

 (用例)「特」:奈良県特定苗字 

         ‘猯標内の人口が100人(電話帳に22件)以上

         奈良県に最多

         F猯標の占有率が全国の30%以上、の3条件

         ※どんなに多くても、奈良県以外にも多い苗字は除外

 

     (橿原市): 県内でそれぞれの苗字が最も多い市町村名で、

           単独で県内の半数以上を占める市町村には★

 

[阿知賀女子学院]

 高鴨 穏乃(たかがも しずの) : 御所市の高鴨神社からか?

 新子 憧 (あたらし あこ)  : 「特」(橿原市)

 松実玄/宥(まつみ くろ/ゆう): 「特」(十津川村)

 鷺森 灼 (さぎもり あらた) : 大阪府岸和田市の特定苗字

 赤土 晴絵(あかど はるえ)  : 「特」(香芝市)※読み「しゃくど」

 

[阿知賀キッズ]

 ギバード 桜子(ギバード さくらこ)

 辰巳 春奈(たつみ はるな)  : 「特」(奈良市)※「辰己」で

 山谷 ひな

 志崎 綾

 米田 未来

 佐々岡よし子(ささおか よしこ): 「特」(★宇陀市)

 桐田 凛

 

[晩成高校]

 小走 やえ(こばしり やえ)  : 「特」(★葛城市)

 丸瀬 紀子(まるせ のりこ)  : 「特」(★曽爾村)

 木村 日菜(きむら ひな)   : 奈良県内で多い苗字第14位

 上田 良子(うえだ りょうこ) : 同        第6位

 巽  由華(たつみ ゆか)   : 「特」(奈良市)※「辰己」で

 岡橋 初瀬(おかはし はつせ) : 「特」(橿原市)

 

 

・・・なんという奈良ローカルの充実っぷり(笑

 

 このサイトのデータで奈良県の特定苗字って全国最少の46、その内の9つ使った上に奈良由来の苗字も・・・。ここまで徹底されると校名と共になんらかの意味を持たされているのではないかと考えたくなりますよね。

 

上のリストで挙げられた市町村名を地図にプロットしてみました。

 

 ■(青色):阿知賀系

 ■(黒色):晩成系

  

 

 県中西部の奈良盆地南周辺部に集中している感がありますね。

吉野山周辺は大阿太高原や高取山で奈良盆地とは切り離された吉野川流域であるのでこのプロットでみると苗字での土地の繋がりは無いように思えます

勿論、これらの市町村名は単に奈良県でその苗字の人が一番多いだけでその市町村以外に在住している人がいないというわけではありません。実際、「新子」姓は橿原市となっていますが、阿知賀小学校周辺でも見ることができる苗字です。

しかしここまで奈良県特有の苗字に拘りを持ってキャラクターを命名している(おそらく「苗字の百貨店」を参考にしている)のに吉野町や近くの大淀町に多い苗字を使っていないのか?何か釈然としません。

 

 逆に「吉野山以外」で見た場合、阿知賀系の「香芝市」「御所市」「橿原市」「宇陀市」「十津川村」を結ぶ共通項目「人の往来」で浮かび上がるのは・・・、

 

『橿原市』であります。

 

 橿原市は奈良盆地縦横に結ぶ近鉄線、高速道や主要国道が収束する奈良盆地南端の交通の要衝です。また紀伊/熊野山系への表口でもあり日本最長の路線バス「新宮特急」は市内のターミナル・近鉄八木駅から出発し十津川村を縦断して太平洋岸の新宮市を結んでいます。

 

 

 

 界埋まるピース、浮かび上がるもう一つの可能性

 

 

 「もしかして阿知賀女子のメンバーは、橿原市の高校のチームとして設定されたのでは?」

 

 すなわち晩成高校こそが奈良県代表校として全国大会Aブロック準決勝戦を戦っていたのではないか?そんな考えが浮かびます。

 

そう考えた場合上に挙げた違和感はどうなるか・・・、

1 扉絵の謎

  第31局の扉絵の現場は橿原市の南部丘陵地域、橿原ニュータウンの頭頂部に位置します。

  近鉄吉野線岡寺駅や併走する国道169号線からは目の前の丘陵部に閑静な住宅地が広がっているのが見られます。駅から川沿いに進んでゆくとやがて登りの大通りに差しかかります。この登りから住宅地は公団型マンションが立ち並ぶニュータウンの様相となり、登り切ると次には住宅地や寮などが混在するようになります。その奥を更に進むと突然田畑が広がる里山風景が飛び込んできて、小高い尾根の上には大きな屋根を持つ寺院と旧家が寄り添うように建っています。

この寺院が扉絵の奥の大屋根です。

付近をパノラマ撮影したのが下の写真です。「」の位置が寺院で、左手の田畑の広がりから住宅地の様相がグラデーションのように変化しているのが判ると思います。

 

 

里山パノラマ写真

 

 ですから現場周辺には色々な背景を持った人々が住める環境が整っていると思われます。それは庶民やハイソな人々、先祖代々からの農家、公務員一家や独居老人、一人暮らしの学生等々・・・、バリエーションに富みめすね。ですから検事の母親と官舎に住むというシュチエーションで原村和がこの地にいても不思議ではなく、その足跡を追って龍門淵透華がやって来たというのも成り立つのではと思われます。

 

 

2 「ニワカは相手にならんよ」の場所

  橿原市には東西と南北の主要路線が交差する近鉄線のターミナル駅が2つもあります。大和八木駅と橿原神宮前駅ですがどちらも乗換でホームに降り立つ乗客は多く、その乗換客を当て込んだ駅中ビジネスも盛んです。一般的な売店の他に食事処、コーヒーショップ、ベーカリー、本屋、ドラックストア、コンビニ・・・etc

  県立畝傍高校や晩成地区から近鉄八木西口駅までは1km弱、橿原線を終点の橿原神宮前駅で乗り換えて吉野線岡寺駅までの下校ルート、橿原ニュータウンに住む穏乃達が乗換時に橿原神宮前駅構内のコンビニで買い物をするというのはもはや日常レベルです。同じく沿線の高校から南大阪線尺土駅方面に戻る小走先輩達が同時にコンビニに居合わせるというのは不思議ではありません。

このシュチエーションなら少なくとも狭い地域に人材が蝟集するという状況は回避できます 。

 

 

 画像は橿原神宮前駅に停車中の京都行特急。橿原線と吉野線(南大阪線)のホームとは離れており、連絡通路には駅ナカの店舗が建ち並んでいます。

 

 

3「赤土」姓の違和感

  確かに橿原市在住だと違和感は解消されませんが、香芝市には近鉄大阪線が横断しており大和八木駅にはダイレクトで連絡しています。普通に香芝市から通学していたで十分かと思われます。

 

 

4 原村和からみた橿原市の可能性

  咲-Saki-本編第1巻では原村和の両親は検事さんと弁護士さんとあり、阿智賀編第1局では母親が2年周期で転勤になるとのことが明らかにされたことで母親が検事さんということが確定しました。

 

 

008 Ritz Kobayashi/SQUARE-ENIX

 

 

 

 

 

 

 

 奈良在住時は和は恐らく母親と同居していたと思われますので、その住まいが母親の仕事の都合で定められた可能性は高いです。

・・・となると裁判所に通うことが前提になるわけです。

吉野山在住の場合、最寄りの裁判所は隣の大淀町にある簡易裁判所と家庭裁判所が勤務地と考えられ充分通勤可能ですが、吉野山山上に宿舎や貸家があるというのは少々キツイ設定と言えます。

また橿原市内特に橿原ニュータウン在住の場合は、隣の大和高田市の地裁・家裁・簡易裁となり官舎や賃貸物件は比較的容易に得られそうです

 

 また同じく本編第1巻では弁護士で長野で今は和と一緒に住んでいる父親は今の環境を「田舎」と称しています。ただ前居住地が吉野山の場合、そんなに差異が無いのですよね、むしろ橿原市からの方がより「好きこのんでこんな僻地に来たのか?」感が強まるように思えますね。

 

 

 008 Ritz Kobayashi/SQUARE-ENIX

 

 

 

 

 以上のような展開から吉野山に在住し阿知賀女子学院に通うという設定はその細部において小さな無序を生じており、橿原ニュータウン在住で晩成高校に通うという設定の方がその矛盾を緩和しているように思えます。

 

 【咲-Saki-阿智賀編 episode of side-A】はそのコンセプト、設定、キャラ設定、ネームまで小林立先生がほぼ一人で作り上げた作品です。

ですがその構想初期の段階では吉野山がホームではなく、橿原の地がホームではなかったのか?晩成高校という県下有数の進学校故に麻雀界においては無名校だったチームが全国大会を目指す話ではなかったのか?そしてアニメ化やコミック化するにあたって「桜」をキービジュアルに使うことが出来る聖地吉野山に舞台を移し、その他の設定やエピソードはそのまま阿知賀女子学院に引き継いだのではないのか?

 

・・・このような夢想とも言える考察をもって第1巻を終えることにします。

 

ここまでのご静聴ありがとうございました。

 

 


 

【次回予告】

 

《高鴨 穏乃》阿智賀編のメインヒロイン

 

 

 

お前は何故、いつも紺のジャージを着ているのか?

 

 

 

 

お前は何故、山野を駈けるのか?

 

 

 

 

お前は何処へみんなを導こうとするのか?

 

 

 

 高鴨の姓に秘められた想いが明らかになる時、

 

伝説は神話になる・・・

 

 

次回、『東征伝』

 

(阿智賀編第19局が公開されるまでには・・・)。

 

 →第2巻へ

 


 この記事内では比較検討の為に作品の画像を引用させていただいております。

これら画像の著作権はそれぞれの製作会社等に帰属していることを明示させていただきます。

 またこれら画像の使用につきまして問題が生じます場合には、誠にお手数ではございますがゲストブックにご一報をお願いいたします。早急に対応させていただきます。

 

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以上、つたない探訪記をご覧いただきありがとうございました。

よろしければゲストブックにご意見ご感想などお寄せいただければ幸いです。

 

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